変えられるものに意識を向ける
- セル ハナ
- 2021年9月21日
- 読了時間: 2分
皆様、こんにちは!
ハナセルカウンセラーの高橋正幸です!
今日は『変えられるものに意識を向ける』についての話をしたいと思います。
僕の教訓の一つに、
『"過去と他人は変えられないが、未来と自分は変えることができる"』
というのがあります。
皆様はどうでしょうか?
『過去も他人も変えられる』と思いますか?
『過去は変えることはできない』
僕は基本的には「過去は変えられない」と思っています。
『過去は変えられない』が、変えられることがあるとするならば、自分の過去への『解釈の仕方』だと思っています。
過去に起こった『事実』そのものは変えられませんが、その事実の『解釈の仕方』だけは変えることができると思っています。
過去の辛い経験や失敗も、その出来事自体は事実だけど、それを後悔したり、過去を振り返ってネガティブになるのではなく、「辛い経験が、自分の成長にとって良い経験になった」「あの時の失敗があるから今の自分がある」などと、その出来事をポジティブに捉えることができたら、それが後悔や失敗というネガティブでマイナスな解釈ではなく、学びや成長というポジティブなプラスの解釈に変えることができます。
『他人は変えられない』
そして過去同様、『他人も変えられない』と思っています。
他人も、たとえ家族や親友であっても基本的には変えることはできないと思っています。
自分の価値観や理想、考え方を、他人に押し付けたり、他人をコントロールしようとすると人間関係はうまくいかなくなります。
その時、他人を変えようとするのではなく、他人に対する接し方や行動を自分自身が変えることが大切だと思います。
ここで、心理学者アドラーの言葉を引用したいと思います。
"健全な人は相手を変えようとせず、自分が変わる。
不健全な人は相手を操作し、変えようとする"
-- アルフレッド・アドラー --
自分もそうですし、これは他者もそうですが、自分も他者の期待を満たすために人生を生きてはいないし、他者もあなたの期待を満たすために人生を生きてはいないのです。
『"過去と他人は変えられない"』
過去と他人は変えられないが、「過去への解釈の仕方」と「他人への自分の接し方と行動」は変えることができる。
これまでの過去がどうであれ、今現在がどうであれ、
他人がどうであるかも関係なく、
『"未来と自分自身は変えることができる"』
そして『変えられるものに意識を向ける』ことが、人生を豊かに生きていくうえでとても大切だと思います。
今日は『変えられるものに意識を向ける』についての話をさせて頂きました。

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